移転しました。
本日は前回に引き続き、華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズから、ワールド・イーターズ軍のインヴォカトゥス卿をご紹介。
一般に渾沌神コーンを称え、残忍な近接戦闘を繰り広げることに身を捧げるケイオス・スペースマリーンはコーンネイト・バーサーカー(あるいはコーン・バーサーカー)と呼ばれている。
血を流し、命を奪うことへの激しい欲望に突き動かされるバーサーカーの唯一の生きる目的は、血の神の名の下に敵を滅ぼし、想像し得る限り最も残忍で野蛮な方法によってその命を奪うことである。
コーンのバーサーカーは、敵からはもちろん、味方からさえも恐れられる。
また、バーサーカーはほとんどの種類の遠距離武器の使用を拒み、通常は接近戦用の武器、特にチェーン・アクスを使用する。これはコーン神が好む武器が斧だからである。
渾沌卿(ケイオス・ロード)は渾沌の覇者(ケイオス・チャンピオン)の中でも最も強力な存在であり、しばしばケイオス・スペースマリーンやその他の渾沌勢力の指揮官を務める。
通常、ケイオス・ロードはケイオス・スペースマリーンの中から選ばれるが、彼らは必ずしも正規の方法で昇進を遂げた者ではなく、渾沌の神々から最も寵愛を受けた者、または単に渾沌の勢力の中でも最も強く、もしくはカリスマ性の高い人物であることが多い。
ケイオス・チャンピオン(渾沌の覇者)の中でも最も偉大な者がケイオス・ロード(渾沌卿)となり、破滅の力によって渾沌の大義を推し進めるために恐ろしい変異や肉体改造を授けられる事もある。
彼らは渾沌勢力を意のままに操るほどの強大な力を持つが、渾沌の勢力内での昇進とは、即ち(彼らが自らそうしたように)他のケイオス・ロードやチャンピオンの死や殺害によって達成されるため、常に危険で不安定な立場に立つこととなる。
ケイオス・スペースマリーンの戦団をまとめるには、並外れた意志の強さと個性的な魅力を持つ必要だが、当然の事ながら、ウォー・ロードを目指す者達がそうそう並び立つ事ができるわけではない。
神々によって真に偉大なる者として認められた者だけが、ヘレティック・アスタルテス、定命の者、そしてデーモンからの支援を得ることができるのである。
容赦ない野心と激しい誇りを体現するケイオス・ロードの多くは、かつては高貴なチャプターマスターやアデプトゥス・アスタルテスの隊長であったが、長年にわたる絶え間ない戦争によって、その魂は取り返しのつかないほどに歪められてしまっている。
ケイオス・ロードの中には力ずくで軍勢を統率する者もいれば、狡猾さで統率する者もいる。また、自己顕示欲のみに固執する狂信者もいる。さらに、混沌を深く信仰し、暗黒の神々の大義に熱烈に身を捧げる者もいる。
ケイオス・ロードとは、究極的には世界の血に浸ることを生業とする暴君的な戦士のリーダーであり、彼らは守護神々の名の下に星系全体を屈服させることを企てている。
ジャガーノートは「コーネイト・ジャガーノート」とも呼ばれ、「真鍮のベヒモス」「魂の粉砕者」「コーンの止められない怒り」「ブラッドパウンダー」などの別名でも知られる血の神コーンのデーモンビーストのひとつであり、彼の抑えきれない怒りの顕現でもある。
血の神の戦闘騎乗物の中でも最も凶暴なジャガーノートの姿は地球のサイを彷彿させ、コーン神に寵愛された強大な人間や特に勇敢で戦闘に飢えたブラッドレター・デーモンの騎獣として用いられる。
その鎧は、突き出したスパイクと、目もくらむようなコーン神のシンボルが飾られている。
真鍮と獣の融合体であるジャガーノートは、ほぼ無敵の獣だ。
戦闘においてジャガーノートは小賢しい策を弄することなく、鉄の角を振りかざしながら真っ向から乱戦に突撃する。
その巨体とパワーを活かして敵の隊列を切り崩し、巨大な角を振り回して敵を吹き飛ばし、兵士の隊列をいとも簡単になぎ倒してしまうのである。
ジャガーノートは突撃と同時に四肢を地面に叩きつけ、圧倒的な力で身体を突き動かす。
頭を下げ、刃の角を持つ鼻先を構えたジャガーノートは、衝撃力で兵士を蹴散らし、或いは真鍮の蹄で踏み砕き、敵を破滅へと導くのである。
最も威力のある武器による鋭い反撃もジャガーノートの厚い装甲の前では何の効果もなく跳ね返されてしまう。
こうした、まるで針でつつくような攻撃は暴れ回る恐ろしい獣たちの好戦的な性質を刺激し、状況をさらに悪化させるだけである。
さて、長々と背景の解説が続いたが、やっとこさフィギュアの解説に入らせていただく。
渾沌卿インヴォカトゥスについては、昨今増えてきた従来よりやや大型の素体が使用されている。
プロポーション及び造型は良好。
いかにも“ケイオス・ロード”といった禍々しいデザインで、カラーリングも血の神コーンに相応しい赤色。
腰回りはコーンのシンボルと髑髏が飾られている。
可動は同社の標準的なクオリティで、肩はヒンジだけでなく引き出して前後に動かすことのできるタイプ。武器の両手持ちも余裕で可能。
アクセサリーとしてチェーン・アクスとボルト・ピストルが付属。WH40Kではボルト・ピストルは近接武器という位置づけらしい。
本来、ジャガーノートはジャガンナート (Jagannāth) の英語表記で、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の8番目の化身であるクリシュナの異名。
元はインドのオリッサ地方の土着神だったが、後にヒンドゥー教に習合された。
キリスト教徒がインドを訪れた際、信者が救済を求めて巨大な山車に轢き殺される風景が目撃したことから、止めることのできない巨大な力、圧倒的破壊力の意味を持つようになったらしい。
頭にチェーン・ウェポンを装備した黒鉄のサイといった感じだが、近い将来、赤色のバリエーションがリリースされそうでとても怖い。
手綱はないが、背中の肩甲骨のあたりにふたつのリングがあり、乗り手が掴まる事ができる。
また、アブミの代わりに両脇に足を乗せるスパイクがあるのだが、プラスチック製で細いので、折らないように扱いには注意が必要かも知れない。
ちなみに同じ1/18スケールなのだが、ボスファイトスタジオのフィギュアとはかなり大きさが異なる。
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本日は華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズから、ケイオス・スペースマリーンズのワールドイーターズ、ロード・インヴォカトゥス・ウィズ・コーネイト・ジャガーノート・デーモンから、ケイオス・ロード、インヴォカトゥスをご紹介。
春を飛び越していきなり夏になる…かと思いきや、再び寒い日々が襲来。
朝の天気予報で日中の気温を確認しながら、着るものに悩む今日この頃、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか、と。
3月も残り僅かなのに年度末に向けて仕事は堆積し、そのまま机の上(パソコンの中?)で化石燃料と化しそうな勢い。
今日も今日とて早朝出勤と深夜残業で令和社畜哀史を地でゆく管理人です。
そんなわけで本日は前回の海賊に絡め、リーメント株式会社のぷちサンプルシリーズ、“キャプテン&パイレーツ、ヨーホー!大航海の幕開けだ”をご紹介。
風邪が治ったと思ったら、気が付けばもう3月。
病で臥せっている間にも仕事は容赦なく溜まり続け、なんなら本人も知らぬ間に他の案件の責任者になっていたという事実が発覚。
おいこれ欠席裁判だろ、という管理人の抗議の視線もどこ吹く風。
お前ら覚えてろよ、後で絶対泣かすからな、と、心の中で誓いつつ、半泣きになって残業をする今日この頃
、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか、と。
そんなワケで本日は、米ボスファイトスタジオ社、ヒーローハックスから、ザ・ファントムシリーズ、シン・パイレーツをご紹介。
今冬3回目にして最悪の風邪を引く。
早く治そうと思って症状が軽微なうちに掛かり付けの医者に行って先生とヘラヘラ談笑してたら、帰宅した途端に症状が悪化。見る間に熱は38℃を超え、喉が痛くて薬はおろか水さえも飲めない状態が三日ほど続く。
さすがに目の前を走馬灯が全力で走り抜け、思わず、“ああ、これはもうダメかもわからんね”と呟いてしまう状況に追い込まれてしまった。
さて、そんなワケで更新が遅れてしまいましたが、本日は華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズから、ウルトラマリーンズ、キャプテン・ウィズ・ジャンプパックをご紹介。
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ばん
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職業:
ないしょ
趣味:
アメトイの収集、映画鑑賞、読書 etc.
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