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移転しました。
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休みの日なのに家の前の工事の音がうるさかったので、ふらりと出掛けてそのまま映画館でゴジラ-1.0を観賞。
冒頭のシーンで何か既視感があるなーと思ったら何のことはないジュ◯シック◯ークでしたね。
作品自体は正統派ゴジラ映画として十分楽しませていただきました。字幕派なので券売機の前で思わず字幕版を探してしまったのは内緒です。

さて、そんなワケで、本日は華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズからアデプタ・ソロリタス、シスター・ノヤエレをご紹介。



アデプタ・ソロリタスとは英ゲームズ・ワークショップ社のミニチュア・ウォーゲーム、“ウォーハンマー40,000”に登場する人類帝国の宗教組織である。「修道聖女会」 とも呼ばれ、数多くの修道女(シスター)達が「皇帝陛下」に対して信仰を捧げている。



と、言えば聞こえはいいが、彼女らは 「聖教会」(エレクシアーキー) 生粋の戦闘部隊、人類帝国の宗教戦士である。
神と崇める皇帝陛下の名の下に敵対する者を排除する誓いを立て、銀河各地で戦いを繰り広げているが、その狂信的かつ盲目的な信仰心は味方からすらもドン引きされている。
皇帝陛下に背く者は全て背信、異端と見なし、猛烈な怒りをもって見境なしに攻撃を仕掛ける超ヤベェ連中なのである。



そもそも帝国宗務局(帝国聖教会)は〈非抵抗教条〉 を掲げており、常設軍事力を保持できないはずなのだが、“武装した人間(Man)は許されなくとも、武装した女性(Woman)は別である”という、どこかで聞いたことのあるようなないような詭弁を弄し、結果として修道女会というエキセントリックでピーキーな女性のみの戦闘集団が組織されるに至っている。



中でも〈殉教せし我らが聖女修道会〉は特に大規模な組織で銀河の広範囲で活動しているが、この聖女会の修道女は皆、皇帝陛下の御為に死ぬことこそが望み得る最上の死に方である、と本気で信じているため一層手がつけられない。
かつては〈炎の心修道会〉と呼ばれていたが、殉教した師母カトリーヌを讃えて改称され、弔意を示す漆黒の武器とアーマーを身に着けている。
また、身に纏う真紅の布地は惑星アルマゲドンに於いて失われた修道女達の命を記憶し、追悼するためだとされる。



孤児として引き取られた子供達は「帝国教導院」(スコラ・プロジェニウム)で初期教育を受けると共に、皇帝に対する敬愛を徹底的に刷り込まれる。
その後、多くの者は「中央執務院」(アデプトゥス・テラ)に加わるが、特に精神的、肉体的に優れた者は「帝国聖教会」(エレクシアーキー)に引き渡され、戦闘修道女(バトル・オブ・シスターズ)として修道聖女会に奉仕することになる。



戦闘修道女にとって武器や防具を正しく整備することは、宗教における宣誓や教理問答を正しく暗唱することと同等の重要さを持つ。
また、彼女達はその修練の過程に於いて、肉体と精神が深く関連し、肉体こそが魂の最大の護りであると教え込まれる。
戦闘訓練にも宗教儀式と同様の敬虔さが求められ、戦場で彼女らが熱唱する讃美歌は、信仰心の土台でもあると共に、暴力を促す呪文ともなる。



また、戦闘修道女の武器となるのは何も武力と戦略だけではない。
彼女らは神たる皇帝陛下の助力を仰ぎ、万能なるその威光にすがることで様々な奇跡を起こす事ができるのである。

だが、いかに彼女達が皇帝を神と崇め、信仰しようとも、皇帝自身は宗教を全否定していたのだから皮肉と言えよう。



さて、フィギュアはアデプタ・ソロリタスの“殉教せし我らが聖女修道会”に所属する、シスター・ノヤエレ。
アデプタ・ソロリタスはウォーハンマー40,000第インドミトゥスのティーザーや、WH40Kの公式ページで公開されているショートムービー、“パーリア・ネクサス”にも登場している。



プロポーション及び造型は秀逸。
シルエットは劇中そのままで顔は前述の映像に登場していたシスター・ドニカの面影がある。
プロモ画像よりも実物の方が若く見えるし、顔の傷痕もうっすら控え目。



シスター・オブ・バトルが装備する機動装甲服は
内部の強化された「ファイバーバンドルネットワーク」を筋肉組織をプラグポートで直接接続するおかげで、機動性を損なうことなく優れた防御力を発揮する事ができる。



また、スペースマリーンのパワーアーマー同様の動力源を有しているため、適切にメンテナンスさえしていれば永久に使用する事が可能である。
なお、この機動装甲服の運用には熟練を要することから、戦闘時だけでなく、宗教行事に参加する際にも着用している。



カラーリング及びペイントも良好。
ムラやハミもなく、細部まで丁寧に塗装されている。



可動に関しても優秀で、スペースマリーンと遜色なし。
ボルトライフルを両手で構えさせる場合は、一旦パワーソードを鞘から抜いて、剣帯をずらし、再度パワーソードを鞘に戻せばOK。



アクセサリーとして、サバト型聖女会用ヘルメット、ボルトライフル、ボルトピストル、パワーソード、替えの手首(左右)が2種類付属。



ヘルメットはバイザーを下ろした状態で完全密閉され、短時間であれば真空でも活動可能。
劇中同様、バイザーを上げた状態を再現したコンパチヘッドも欲しかった。



ちなみにボルトガン、フレイマー、メルタガンは皇帝陛下による神の裁きの象徴であり、火器運用に於いて神聖なる“三位一体”として定められている。三位一体ってそう言う意味だっけ?とか突っ込んだら負け。



身長は恐らく、女性にしては高めの180cm前後と推測。ウルトラマリーンズと比較するとこれくらい。

パーリア・ネクサスの販売以来、チラホラと見かけるようになり、スペースマリーンズとの大きさの比較用という名目でどうしても一体欲しくなり購入したのだが、予想外のクオリティの高さにちょっとビックリ。
増やすつもりはなかったが、後、2体くらいは欲しいかも?

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無題
ばんさん、移転おめでとうございます。
2006年5月からブログを開設されてたのですね。
素晴らしいトイ歴史、感服しました。

今回のウォーハンマーシスター(?)も素晴らしい出来ですね
フルプレートアーマーみたいな重厚感、格好良いです
SFっぽいパーツを外せたら、冒険ファンタジーにも転用できそう‥かなぁ?
ムタクトカテカ 2023/11/15(Wed)16:37:24 編集
Re:無題
ムタクトカテカさん、こんにちは。

まだ引っ越し作業の途中で、タイトル画像やリンク、検索ダイアログがありません。
カスタムレイアウトなので作った本人しかわからないのに、その本人がわからないという状況です。
シスター・オブ・バトル、いいですよね。
是非ティーザーもご覧になってください。
WH40Kはファンタジー色が濃くて、その手のフィギアが大好物なワタクシにはたまらないアイテムです。
【2023/11/24 18:34】
無題
移転作業お疲れ様です(*'ω'*)
ワタシが「ロキシーズン2」一気見(←2週目)している間に時代が動いていたようですね。

いやしかし、毎度ながら1/18サイズとは思えぬクオリティですねー。
造形も塗装もヤベェです。ヤベェ連中を作るからには、やはりヤベェフィギュアにならざるを得ないのですな(意味不明)
NT URL 2023/11/15(Wed)19:47:28 編集
Re:無題
NTさん、こんばんは(*'ω'*)

移転作業も道半ばでございます。

設定資料を読んだだけでもかなりヤベェ連中ですが、宗教、女性、戦士とくれば某ジャンヌ・ダルクを例に挙げるまでもなく、悲惨な最期を遂げそうですよね。
しかも女性だけの軍隊で紋章は百合(以下自主規制
【2023/11/15 20:19】
プロフィール
HN:
ばん
性別:
男性
職業:
ないしょ
趣味:
アメトイの収集、映画鑑賞、読書 etc.
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