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本日は華ジョイトイ社、ウォーハンマー40,000シリーズから、ケイオス・スペースマリーンズのワールドイーターズ、ロード・インヴォカトゥス・ウィズ・コーネイト・ジャガーノート・デーモンから、ケイオス・ロード、インヴォカトゥスをご紹介。



更新が滞ってしまったのは他でもない、単にフィギュアの背景の情報量が多過ぎて、いったいどこから解説したらよいものやら途方に暮れてしまったから。



先ず、ケイオス・スペースマリーンズとは何ぞや、というところから始めると、ウォーハンマー40,000に登場する人類の帝国に敵対する勢力のひとつであり、かつては皇帝に忠誠を誓い帝国に仕えるスペースマリーンだった者が、気高き理想を捨て、渾沌の神々に魂を売り渡し邪悪な勢力に寝返った裏切り者達のことである。
その罪深さゆえに人類の帝国からは大逆者(ヘレティック・アスタルテス)と呼ばれ、忌み嫌われる存在となっている。



ケイオスとは英ゲームワークスショップ社のウォーハンマーシリーズに登場する渾沌に属する軍勢のことを指している。
シリーズを通して人間や神々に対する最大の宿敵として立ちはだかる存在である事は変わらないが、一部共通している部分と異なる部分が存在する。



渾沌は信奉者たちからは“原初の真実”、あるいは“原初の消滅者”、人類の帝国からは「大敵」とも呼ばれ、イマテリアルに存在する精神エネルギーから成る悪意ある存在によって具現化された形而上学的、超能力的な力である。



渾沌を体現する存在のほとんどは“デーモン”だが、この言葉には、渾沌の目的を追求する人間も含まれている。渾沌の信者として働く単なる農民や労働者から、裏切り者の軍人、惑星民兵、帝国貴族、惑星総督、さらには強力なスペースマリーンまで含まれ、その範囲は多岐にわたる。



渾沌が具現化した渾沌の神(ケイオス・ゴッズ)は、暗黒の神、あるいは破滅の力とも呼ばれ、精神エネルギーのみで構成された強力で自己認識力のある存在であり、イマテリアルまたは「ワープ」として知られるすべての物理的現実の根底にある精神次元に住み、そのパワーをコントロールしている。



渾沌の神は実際には神ではないが、強大な力を持つゆえに彼らを崇拝する人間にとっては、ほぼ神に等しい存在と言える。
これらのワープの存在は、物質宇宙のあらゆる知覚力のある存在の感情と集合的な欲求によって作成され、維持されている。
現実空間での感情や信念が強くなり、銀河全体に十分に広がると、ワープの知覚力のある存在の ひとつとして具現化されるのである。



渾沌の神々の代表は、圧倒的な力と不滅の怒りを秘めている戦の王コーン、強力な魔術を操り未来を自らの意志に従わせる奇怪で常に変化する運命の設計者ティーンチ、感染と疫病を蔓延させるために果てしなく働き続ける腐敗の王ナーグル、どんなに不道徳で倒錯した行為であろうと、あらゆる快楽と奔放に耽る混沌の闇の王子スラーネッシュの四柱である。
彼らはまさに神のような存在だが、単一の感情や概念から形成されているため、本質的には非常に単純で、自らの目的に対しては直向きでさえある。



血の神には血を!髑髏の玉座には髑髏を! ~コーネイトの雄叫び

コーンは「血の神」「髑髏の王」「憤怒の王」「血の王」「髑髏の奪取者」「魂の狩人」「カーネス」など、様々な称号で呼ばれる混沌の神であり、戦争、憎悪、激怒、憤怒、流血、武勲、力、そして殺人を司る。
その関心の対象は、憎悪、怒り、激怒、破壊への欲求、敵を殺す喜びといった、最も基本的かつ残忍な感覚的感情や行動にまで及ぶ。



物質宇宙におけるあらゆる殺戮行為はコーンを養い、力づける。無分別で破壊的であればあるほど、それは良いことだとされる。
コーンは血みどろの殺戮の神であると同時に、最も危険な敵に立ち向かい、困難を乗り越えて勝利を勝ち取る者たちの武勇の誇りと名誉の神でもある。



コーンの信奉者は、血に狂った殺戮者と同じくらい、戦闘において名誉ある勇者となる可能性も高い。
コーネイトは殺害に巧妙な手段を用いず、苦痛を与えることよりも殺害することだけを目的とする。犠牲者の血と死はコーンを強くするが、彼らの苦しみは宿敵であるスラーネシュ神を力づけてしまうからだ。



「コーン」という名前は、混沌のデーモン、ダークタンに登場する神名「カーネス」に由来し「怒りの王」または「血の王」を意味する。
コーンは四大混沌神の中で最も強力かつ最古の神であり、血の神、憤怒の王、髑髏を奪う者で、怒りの化身であり、支配と破壊への尽きることのない欲望の体現である。
コーンの唯一の望みは、銀河を殺戮の波に沈め、あらゆる生き物を征服し、殺戮し、流血と砕けた骨だけが残るまで滅ぼすことである。



コーンの軍勢は、規律ある軍隊というよりはむしろ自然災害のようなものであり、膨大な流血と徹底的な殺戮の波で惑星全体を蹂躙する。
そんな彼らを統率するには、インヴォカトゥスのような卓越した技量と強い自我を持つ戦士が必要不可欠とされる。



インヴォカトゥスは「黙示録の騎手」とも呼ばれ、コーネイト・ジャガーノート・デーモンに乗って戦う、ワールドイーターズ軍団のケイオス・ロードである。

彼はジャガーノートの上からブラッドクラッシャーと、バーサーカー軍団の雷のような突撃を率いて正面攻撃を仕掛け、空を炎で染め上げる。
彼を知る者の中には彼自身が炎に乗っていると主張する者さえいる。



ワールドイーターは人類帝国のセグメントゥム・オブスキュラスにある“恐怖の目”として知られるワープの裂け目に居住している、ケイオス・スペースマリーンの反逆者軍団のひとつである。
元々ウォー ハウンドとして知られていたワールドイーターは、かつて21団あったスペースマリーン兵団の第XII軍団にあたり、渾沌とウォーマスター・ホルスに仕えるために人類の皇帝を裏切った最初の軍団のひとつでもあった。



この軍団はホルスが渾沌により堕落するずっと前から非人道的な人間の集まりであったが、混沌に陥った後は、僅かに残っていた自制心と人間性さえもを剥奪されてしまった。

ワールドイーターは今や、渾沌の戦争神コーン、血の神コーンの忠実な従者であり、彼の名の下に血を流すことのみを生きがいとしている。

…と、フィギュアのレビューの前に解説がやたらが長くなってしまったので、続きはまた次回に…

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無題
写真も解説もスゴイ情報量ですねッ(*'ω'*)ヒョー

「オレが考えた最強の〇〇」みたいな雰囲気で、
考えるより感じろ的な格好良さにシビレますw
いろいろ要素が多そうで、次回の内容にも期待であります♪
NT URL 2025/04/14(Mon)00:42:03 編集
Re:無題
NTさん、オハでございます。

いやはや、ケイオス、ワープ、渾沌の神、コーン、ワールドイーターと、フィギュアの背景を説明する上で書いて置かねばならない用語が多すぎて…
まるでレビュー記事になってないのはさておき、案外インヴォカトゥス自体の情報量は少なかったり?
次回はさして間を置かず更新できる…はず?
【2025/04/14 06:42】
プロフィール
HN:
ばん
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男性
職業:
ないしょ
趣味:
アメトイの収集、映画鑑賞、読書 etc.
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