24.09.29 BOSS FIGHT STUDIO COURT OF THE DEAD : MALAVESTORS - DEATH’S CHLONICLER FOOL

各方面からブログの更新を促され自業自得とはいえ、まさに四面楚歌状態の管理人。
いや、昨年（？）ＰＣのＨＤがクラッシュしてからヨメさんのノート借りて更新してるので、これがなかなか、ねぇ？
いざ新しく買い換えるにしても例えヘッポコとはいえ一応ゲーマーなので、それなりに満足するスペックとなると中古の軽自動車が買えるくらい費用がかかっちゃいますからね_(:3」∠)_

とかなんとか苦しい言い訳しつつも本日は米ボスファイトスタジオ社、コート・オブ・ザ・デッドシリーズ、ウェブ２からマラヴェストロスをご紹介。

"愚者以外の誰が私の物語を語るというのだろう？"
- オールテイカー

マラヴェストロスの修道院はハッシュハイドと呼ばれ、死者の国で迷い、正気を喪い、道を踏み外してしまった難民たちの住処となっている。



マラヴェストロスは暗鬱な死者の宮廷では珍しいコミックリリーフ的な存在だが、だからと言って彼を軽視する事は決して賢明とは言えない。



冥界では何もかもが見かけ通りではないが、マラヴェストロスも例外ではなく、そのグロテスクで道化じみた風貌と思いも寄らない悪ふざけにも関わらず、彼の授ける知恵は病的なユーモアに包まれ、辛辣ないたずらで味付けされた貴重な真理の宝庫なのだ。



さて、フィギュアは“デス”の年代記記録者にして道化師でもあるマラヴェストロス。
暗鬱でグロテスクなキャラクターの多いコート・オブ・ザ・デッドの中では比較的まとも（？）な部類（？）。



プロポーション及び造型は秀逸。
下半身を除いてほぼ全てのパーツが新造型という贅沢な造り。それだけに細部までよく造り込まれており、まさに“冥界の道化師”といったイメージそのまんま。



カラーリング及びペイントも問題なし。
衣装は左右で色の異なるコートを始めとして古典的な道化師らしさを踏襲しながらも不気味かつ禍々しい雰囲気に。ムラやハミもなく隅々まで丁寧に塗り分けられている。



可動に関しては同社の新素体と同等の水準。
大腿部に水平軸、足首にはロールが設けられているのでポージングの幅は広い。



アクセサリーとして羊皮紙と思しき巻物、



開いた状態と、



閉じた状態の本、



カラーリングの異なる２種類の炎が付属。
炎は下部に穴が空いており、親指を差し込むことで固定できる。



他にも派閥のシンボルの描かれたフィギュア・スタンドと、形状の異なる左右の替えの手首が付属している。



1/18スケールとはとても思えないクオリティで、開封前と開封後では印象がガラリと変わる非常に素晴らしい、味のあるフィギュア。
アクセサリーも豊富で、もしかしたら今回購入した５体の中でも一番のお気に入りかも知れない。



道化師らしい戯けた仕草が非常に絵になる。



羊皮紙の巻物（スクロール）とかフツウに魔術師系のフィギュアでも使い勝手が良さそう。



背景の篝火、青いのとかも似合いそう。



ところで管理人は道化師と聞くと、なぜか真っ先に藤田和日郎先生の“からくりサーカス”に登場していたパンタローネを連想してしまうんですけどね(´°ω°`)