25.01.13 MEGA HOUSE 解体パズル FANTASY : ダンジョン飯 魔物コレクション / ゴーレム

風邪がぶり返し、大事な会議をすっぽかす。
次の日に突き刺さる周囲からの白い視線よ。
だが、それもまた人生。

そんなワケで本日は、株式会社メガハウス 解体パズルファンタジー ダンジョン飯 魔物コレクションから、ゴーレムをご紹介。

▲セットの外箱

『ダンジョン飯』は言わずと知れた九井諒子先生による日本の漫画作品で、登場人物達がファンタジー世界に登場するモンスターを料理しながらダンジョンを踏破していくという、一風変わったアドベンチャー・グルメ・ファンタジー。
アニメ化で話題になったが、管理人はいつものように流行に乗り遅れた。


▲バラ売りの内箱

株式会社メガハウスは、食玩、フィギュア、ゲームなどの企画・開発および製造・販売等を行っている日本のメーカー。1962年の設立で、現在はバンダイナムコグループの系列会社となっている。


▲インナーパッケージ

この“魔物コレクション”にはゴーレム、バジリスク、ミミック、歩きキノコの４種類のフィギュアがあり、セットで箱買いすれば全種揃える事ができる。また、それぞれにオマケのパーツが付属しており、全部揃える事でとあるアイテムが完成する仕様。
ちなみに特典描き下ろしイラストのついたスペシャルパッケージのフルコースセットもある。



ゴーレムは泥と土、石で造られた人型を模した魔法生物。
大雑把に人形を模した「核」（コア）と呼ばれる魔法具に命令を吹き込むことで大きさや行動が制御されるが、コントロールが難しく過去に誤作動が頻発して大問題となったため、（コミック内における）現代では製造が禁止されている。
ゴーレムの身体の99％は土でできているが、残り１％は人骨粉らしい。



ダンジョン飯の主要キャラクターのひとりであるセンシ（戦士ではなく、ドワーフ語で“探求者”を意味する）は土でできたゴーレムの身体を利用し、ダンジョン内で、カブ、ジャガイモ、ニンジン、キャベツといった野菜を育てていた。（ちなみに肥料はダンジョン内の冒険者達の排泄物を利用している。）

この世界では本来、許可のない魔法生物の起動は法の下に禁じられているが、センシ曰く「単に土を掘り返して埋め戻しているだけ」とのこと。限りなく黒に近いグレー。



さて、フィギュアに関してはシリーズ全般的によくデキた部類。
プロポーション及び造型は良好。
アニメ調のデフォメルが利いてコミカルな外見。
原作では２〜４mとされているが、さすがにサイズは控えめ。モンスターの大きさには一貫性がなく、いわゆるノンスケール。



カラーリング及びペイントも良好。
ムラやハミもほとんどないか、あっても気にならない程度。



可動に関しては両肩関節が縦方向に回転するのみ。



アクセサリーとして背中を耕すためのシャベルが付属。



また、背中に生えた野菜は取り外し可能。
野菜の種類としてキャベツ、ニンジン、ジャガイモ、カブが確認できる。



身体の奥にはゴーレムの核（コア）も収納可能。
なかなか芸が細かい。



我が家のゴーレムキャラ（見做し）達と。

原作に比べるとかなり小柄だが、付属の野菜もなぜか1/18スケールだし、戦闘用ではなく使役型と考えれば違和感はないかも。