25.01.19 MEGA HOUSE 解体パズル FANTASY : ダンジョン飯 魔物コレクション / バジリスク

寒波のせいか寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

そんなワケで本日は前回、前々回に引き続き、メガハウス社、解体パズル FANTASY シリーズ、ダンジョン飯 魔物コレクションから、バジリスク＆スライムをご紹介。

ダンジョン飯の世界におけるバジリスクは鶏と蛇のキメラ（合成獣）で、同じ尾蛇類のコカトリスとはまた別種とされている。



大きさは120cm程度、外観上は巨大なシャモ（軍鶏）に尻から蛇の頭部が生えたような姿をしている。



頭部は前と後にあり、その両方に視覚があるため、一見隙がないように見受けられるが、前後から同時に攻撃を仕掛けられると二つの脳によって混乱が生じるという弱点がある。
　


実際、原作では一瞬の隙を突かれてライオスとセンシによって倒されている。



この世界の最新の研究では、実は尾の蛇の方が本体であり、鶏が尻尾であるらしい。
肉は鶏肉そのもので、卵は蛇のものに似て細長く柔らかい。



また、この世界のバジリスクには石化能力こそないものの、脚の爪には毒があり、犠牲者は受けた傷から毒が回ると徐々に体力を奪われ、最終的には死に至るとされる。



さて、フィギュアはバジリスクというよりもむしろコカトリス。
人それぞれだろうが、管理人は個人的にバジリスクは蛇型、コカトリスはニワトリ型だと考えている。



プロポーション及び造型は良好。
デザインはまさに管理人がイメージするコカトリスそのまんま。
尻尾の蛇に頭がついている発想もユニークで面白い。



カラーリング及びペイントも良好。



可動部に関しては脚が水平に回転する程度だが、



自立時の安定性の観点ではバカにできない。



アクセサリーとして作中同様、薬草を詰めてロースにされた状態のバジリスクとセンシのアダマント製の鍋、そして、



スライムが付属。
スライムは不定形のモンスター。
人間でいうところの胃がひっくり返ったような構造をしており、体表が粘性のある消化液で包まれている。



天井や樹上に潜み、生物の吐き出す二酸化炭素を察知すると上からいきなり顔めがけて襲い掛かり、窒息させる攻撃方法をとる。
しかし、積極的に獲物を襲う種はむしろ少数派で、大半は小動物の体内に寄生したり糞を分解して養分としている。



この世界では火で追い払うのが一般的だが「構造さえ知っていればナイフ一本でも倒せる」らしい。



アダマントはこの世界に存在する架空の物質で、竜の骨を砕き、牙をも防ぐ全鍛冶屋が夢に見る金属。
元々はセンシの仲間であるドワーフが使用していた家宝の盾だったものを、「他に使い道がない」という理由で鍋にした。



ロースの腿肉は取り外す事ができる。



また、バジリスクとロースは身体の半分で縦に分割でき、肉屋よろしく中のモツを見ることが可能。
よく見ると、い（胃）、そのう（砂囊）、かんぞう（肝臓）、ちょう（腸）、たまご（卵）等の文字が確認できる。



シュライヒのバジリスクと。
以前からコカトリスのフィギュアが欲しかったので、今回の商品化は嬉しい限り。